看護はたのしいをつくる

わたし達は都内に4施設しかない高度救命救急センターで看護師として従事してきました。
東京都の救命医療の中枢を担っている施設であるため、交通事故に遭われ、
首から下が動かなくなった方や手や足を切断した方、
重度な病気となり一生人工呼吸器がないと生活が送れないようになった方など、
幼い子供からご老人まで、年齢・性別を問わず​様々な怪我や病気の方が搬送されてきていました。
​従事するなかで次のような声を耳にしてきました。
「​自分の身体じゃないみたい、これからどうしたらいいのか」
「身体が動くうちに旅行に行っておけばよかった」「何か他にしてあげれたことがあったんじゃないか」…

どこか後悔や諦めともとれる表情や言動に対してわたし達が出来ることは何かないか？
病院では規則もあるため、全ての思いに寄り添うことができずやりきれない気持ちになることが多々ありました。
どうすればその人らしく人生を送ることができ、笑顔にすることできるのか？

高度救命救急センターで従事してきたわたし達の【知識】【経験】【技術】を活かすことが出来れば
『出来ない』を『出来る』に​​。
思いのままやりたいこと、行きたい場所へ。
さまざまな病気や障がいを抱えながらもその人らしく人生を過ごしていただけるよう
Gritだからこそできる看護で、人生の「たのしい」を共に創ります。